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【入口】
エンジンドアを京町屋に馴染ませる様に。。。
【初見】
店内に入った瞬間の風景
【六角タイル】
六角形のタイルとモルタルと壁に使った秘密素材のバランスが流石です。デザイナーのセンスに唸るやつです。 目地は3mmで灰色で施工。
【ナラ矧ぎ板のカウンター】
入ってすぐに目に入るコの字型のロングカウンター。ナラの矧ぎ板で製作したのが印象的でインパクトを与えてます。直線カウンターならそうでもないのですが、コの字型で他との取合を合わせているので、施工難易度は高めです。
【圧巻の35タップ】
圧巻の35タップのビアサーバーのインパクトは絶大です。この工事は㈱三洋厨機製作所さんが組んでます。今回で一緒に仕事させてもらって三度目なんで、打合せもスムーズで工事も万事問題無く終了しました。
【擂粉木棒と壁】
Tシャツの掛かっているこの壁が実はめっちゃ手間かかってます。口で説明するのが難しいですけど、Tシャツが掛かってる棒が擂粉木棒でして、それを抜けないようにするの為の細工が大変でしたわ(-_-メ)
【針葉樹合板のキューブ】
このベンチ兼テーブルの箱は24ミリの針葉樹合板を使って作ってます。でも縦、横の出隅を全部留めで加工してるので手間が3倍以上かかってます。 半沢直樹もびっくりしてますわ(嘘)
【合板の小口】
出隅に小口見えてないの わかるでしょっ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
【ステンレスの板】
厨房の壁がオールステンレス張りになってます。梁も天井も既設表しなんでステンレス板の欠込み半端なかったですよー(T_T)でもピッシり納めたけど( *´艸`)
【階段】
楢の階段板をグレーに染めてますが、壁のEPの色、秘密素材の風合いにめっちゃ馴染んどります。(萌)
STAND
Umineko
koto
スタンドうみねこコト
Designed by okuwada architects office.Inc
photo by yft:Keishiro Yamada
【主用途】クラフトビア・スタンディングパブ
【所在地】京都市中京区蛸屋町160-3
京都市の中心の寺町商店街から少し入ったところの蛸薬師通りと御幸町通りの角近くに出店した【Derailler brew Works】直営のクラフトビール専門店です。
【施工のポイント】
なんといっても築100年近い建物を現存のいい部分を現わしで使いながら魅せていくということが、実は見た目以上に大変でした。
飲食店ということもあり、床のバラ板の隙間から埃が落ちないような処理、柱・梁・屋根野地から埃が落ちない処理や梁欠きや矩手調整などなど、製作物の難易度の高い現場でした。
後は設備関係がやはり苦労しますね、100年前と今じゃ設備が違いすぎて換気や空調配管のスペースを確保するのがなかなかでしたね。
【施工内容】
1.内装工事
2.設備工事(電気・空調・水道)
3.ファサード工事
4.建具・家具工事
5.什器・厨房工事(一部)
【協力業者】
土工事・コンクリート工事:稀利建設
造作工事:本間木工所
左官工事:タカ工業㈱
タイル工事:㈱吉田商店
鋼製建具工事:阪井硝子㈱
金属工事:細川工業
塗装工事:ペイントプロ
建具・家具工事:㈲桝田建具店
給排水衛生設備工事:㈱大塚工業所
電気空調設備工事:とがわ電気
厨房工事:ホシザキ京阪㈱
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